睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠時に断続的に無呼吸を繰り返すことにより、夜きちんと睡眠時間をとったにもかかわらず、日中に眠気が襲ってくることで、交通事故等を引き起こす、恐ろしい病気のことをいいます。
この、『無呼吸』になる時間は、眠りが深い時間・すなわち『ノンレム睡眠』の時間によく起こります。
『ノンレム睡眠』時に無呼吸を引き起こすことにより、睡眠状態は『レム睡眠』へと変わります。
『無呼吸』になる回数が多いと、深い眠りをとることができず、いくら睡眠時間を多くとっていても、脳はきちんと休むことができません。
ですから日中に眠気を引き起こすことになります。
脳に必要な酸素の量は全体の20パーセントほどといわれていますから、身体全体のバランスからして相当量の酸素を使っているということになりますね。
睡眠時無呼吸症候群は、脚から頸への体液移動が原因か?
人が横になったときに脚から首への体液移動が生じることにより、喉(のど)周辺の軟組織が狭窄し、気流抵抗が100%以上増大して閉塞性睡眠時無呼吸のリスクが高くなることが、米医学誌「American Journal of Respirator and Critical Care Medicine」12月号に掲載された。
閉塞性睡眠時無呼吸は米国で約1,800万人が罹患する疾患で、喉または上気道の閉塞により睡眠中に繰り返し呼吸が止まり、血中酸素量が低下し、二酸化炭素量が増加する。カナダ、トロント総合病院のT. Douglas Bradley博士によると、わずか340mlほどの体液移動でも、肥満でない健康な被験者の咽頭の気流抵抗を102%増大させることが判明したという。
今回の研究では、平均年齢36歳の男性7人、女性4人について、仰向けに横たわった状態で脚の体液量、頸囲、喉の気流抵抗を調べた。その後、下半身陽圧負荷デバイス(抗ショックスーツ)を5分間使用し、脚から首への体液移動を生じさせた。
肥満および頸囲は閉塞性睡眠時無呼吸の重要な危険因子だが、この2つでは無呼吸低呼吸指数の変動のうち約3分の1までしか説明できないという。首の後部および咽頭軟組織への体液の集積は通常考慮されない因子。閉塞性睡眠時無呼吸は、心疾患、腎疾患および原因不明の末梢浮腫など、水分が貯留された状態では極めてよくみられるとBradley氏は指摘している。
(HealthDayNews)


