脳梗塞でひそかに進行するのが無症候性脳梗塞です。
最近は、脳ドックなどの普及で、新に無症候性脳梗塞の存在が明らかになっています。
これは脳卒中の発作はもちろん、脳梗塞にみられる手足のしびれなどの神経症状もないのに、脳の中に小さな梗塞ができている病気です。
この脳梗塞は画像診断などで偶然に発見されることが多く、高齢になるほどその頻度は高くなります。
日本では無症候性脳梗塞の患者が12〜15パーセントはいるとされています。
無症候性脳梗塞は脳の血流がわるくなるためにおこります。
恐ろしいのは、気づかないうちにひそかに病気が進行し、本格的な脳梗塞を起こすリスクが高いということです。
無症候性脳梗塞の人はそうでない人に比べて三倍も脳梗塞をおこしやすく、脳卒中で死亡する危険度は約4倍にのぼると報告されています。
高齢で、高血圧、糖尿病、高脂血症などの脳梗塞の危険因子を持つ人は、おもいあたったら早めに検査を受けることが大切です。
