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加齢黄斑変性症にアルツハイマー病の原因物質

アルツハイマー病の原因物質とされている、ベータアミロイドは、高齢者の失明上位の加齢黄斑変性症の引き金になることを、東京医科歯科大学の大野京子助教授と森田育男教授らのグループがつきとめました。

 

日本でも急増している(今現在43万人)している加齢黄斑変性症は、欧米では高齢者失明原因のトップです。

加齢黄斑変性症は、日本でも今後、高齢化でさらに増えると見られています。

 

加齢黄斑変性症は、発症のメカニズムには活性酸素などの影響がいわれていますが、明確な原因、根本的な治療法はまだ発見されていません。

 

研究グループは、加齢黄斑変性症の患者の網膜の一部にアルツハイマー病患者の脳に蓄積されるタンパク質ベータアミロイドが含まれていることに注目。

 

培養した網膜の細胞にベータアミロイドを加えたところ、加齢黄斑変性症特有の血管組織ができた。

またベータアミロイドを分解する酵素を持たないマウスをつくったところ、老化をするにつれて網膜にベータアミロイドが蓄積し、加齢黄斑変性症を起こすことも確認をした。

 

こうした結果から、加齢黄斑変性症では、ベータアミロイドの蓄積が原因で細胞に異常がおきるか、または、ベータアミロイドで新生血管の形成が促進され、新生血管からの出血で視力低下が起きる可能性が考えられます。

 

森田教授らは、ベータアミロイドの蓄積を防いでいけば、病気を予防したり、進行を止めたりできる可能性があるとしています。

 

 


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