関節リウマチの治療計画
関節リウマチには治療ピラミッドというプログラムがあります。
1972年に英国のスミス博士によって提案されたものです。
この治療計画は、すべての人に適用される基礎療法を置いて、その上に、副作用のリスクが少ない薬から強い薬へ、薬物療法を階段状に積み重ねていく方法です。
しかし治療ピラミッドは89年に、米国のウイルスク博士から批判を受けました。
最近は、発病2年間で半数以上の患者さんに関節破壊が起こるため、早期の積極的治療が、専門家の間で推奨されています。
この治療ピラミッドに従うと、最初に使われるのは非ステロイド性炎症薬です。
ただこの薬だけでは病気の勢いを止めるのは困難で、15パーセントくらいの人しか効果がありません。
多くの人は、抗リウマチ薬を併用しなければならず、さらにそれでも抑えられない人が半数近くもいます。
これらの人はさらに上の副腎皮質ステロイドを併用することになります。
現在では、関節リウマチの人の多くに、非ステロイド性抗炎症薬と抗リウマチ薬の二つを併用していて、さらにその半数は副腎皮質ステロイド薬を加え、三つの薬で治療しています。
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