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糖尿病

2型糖尿病と脳細胞の障害

糖尿病には1型と2型があります。1型は先天的にインスリンが出ないためにおこると糖尿病で、2型は主に生活習慣に関連するもので、後天的なものといわれています。

2型糖尿病では、膵臓は十分にインスリンを作り出しますが、量が十分ではないか、作られたインスリンが十分作用しません。2型糖尿病は以前は「インスリン非依存型糖尿病」といわれています。2型の糖尿病は適切な食事指導と運動、薬の内服やインスリンで治療します。2型糖尿病は最も一般的な糖尿病で、約90%以上はこのタイプです。若い人でも発症する場合もありますが、40歳を過ぎてから発症する場合がほとんどです。

2型糖尿病は、次のような人に起こりやすいことがわかっています。 40歳以上の人 、太りすぎの人 、家族に糖尿病の患者がいる、 著しい運動不足 、 妊娠中に糖尿病にかかっていた 、 体重4 kg以上の赤ちゃんを出産した 、 病気やけがなどのストレスがある 、 高血圧があるなどです。


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脳のニューロン(神経細胞)がブドウ糖(血糖)に反応する能力に障害を来すと、2型糖尿病発症の一因になるという可能性が示され、英科学誌「Nature」に掲載された。

2型糖尿病は、細胞が血糖量を適切に調節できなくなる疾患で、過去の研究から、2つの障害が同時に生じることに起因すると考えられている。1つは膵臓にあるβ(ベータ)細胞(インスリンを産生する細胞)の機能不全であり、もう1つは肝臓、脂肪、筋などの標的領域に対してインスリンの作用が効かなくなることである。

今回の研究で、脳のニューロンがブドウ糖によって適切に刺激されないという第3の因子が特定されたことになる。この研究は、米テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンター、ハーバード大学医学部、オレゴン健康科学大学、ベス・イスラエル・ディーコネスBeth Israel Deaconessメディカルセンター(ボストン)の研究グループが率いた。

ハーバード大学のBradford Lowell博士によると、ブドウ糖によって脳のニューロンの一部が「興奮」することは以前から知られていたが、その理由や機序はわかっていなかったという。今回、このニューロンがブドウ糖の増大を感知し、血糖値を正常に戻す反応を開始することが明らかになった。ニューロンによるブドウ糖の感知が血糖値増大への反応に重要な役割を担っていることを初めて示したもので、この知見が2型糖尿病の新しい治療につながる可能性があるとLowell氏は述べている。

HealthDayNewsより

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