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アルツハイマーと嗅覚との関係

アルツハイマー病の初期症状として、嗅覚障害が起こっているとの報告があるようです。記憶障害、認知障害などのアルツハイマー病特有の症状がでるまえに、高い確率で嗅覚症状が認められるため、アルツハイマーの早期発見につながるかもしれないというものです。

アメリカコロンビア大学の研究グループが、150人を対象に10種類の物質について臭いをかぎわけるテストを行い、5年間の追跡調査をおこないました。するとアルツハイマー病など認知症になった人ほど、臭いの嗅ぎ分け率が悪かったことが明らかになりました。

またアメリカシカゴ大学医療センターの研究グループは、慣れ親しんだ臭いを正しく識別できなくなることはアルツハイマー病の初期症状の疑いがあると報告をしています。

同研究グループは、老化と記憶の研究中になくなった129人の高齢者の脳を解剖しました。これらの高齢者は生前に12種類の嗅覚識別試験を受けていて、この結果と解剖所見を分析したところ、嗅覚テストの得点が低い人ほど脳の気質的衰えも顕著でした。

研究グループでは、なれ親しんだ香りや臭いがわからなくなることは、アルツハイマー病の早期にみられるサインかもしれないと分析しています。


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