慢性疲労症候群の正確な原因は、まだ分かっていません。ヒトヘルペスウイルス6などのウイルスが原因だとする研究者もいるようですが、現在では、はっきりしたウイルスの原因は確認されていません。ここ数年の研究では、慢性疲労症候群は、神経系の経路の炎症が原因という可能性も指摘されています。この炎症は何らかの免疫応答または自己免疫過程ではないかと考えられています。
慢性疲労症候群は、ウイルス性疾患と不適切な免疫応答または他の因子が重なった場合に起こると考えられています。慢性疲労症候群が最もよく発生するのは30〜50才の女性です。
連邦疾病対策センターCDCでは 慢性疲労症候群を、その他考えられる原因を排除したうえで、特定の症状と身体的徴候を持つれっきとした疾患と定義しています。慢性疲労症候群の患者数は不明となっています。
慢性疲労症候群の症状は、通常のウイルス感染の症状に似ています。その症状は、2、3時間または2、3日で現れ、6ヶ月以上続きます。
睡眠障害が激しい倦怠感がでてくるのが慢性疲労の大きな特徴になります。疲労感が半年以上なくならなかったり、過剰睡眠や、眠れないといった症状が長期続いたりします。
リンパ腺が腫れる、微熱が発生する、頭痛が酷いなど風邪の様な症状が出る場合もあります。こうした症状が急に現れて、持続するパターンが慢性疲労症候群ではよくおこります。
慢性疲労症候群の症状が進行すると、食べものをとるのが困難になって寝たきり状態になってしまう事もあります。
以前に感じたこともないような疲労が最低6ヶ月続いており、休息しても疲労感がとれない。行動が制限されるほどひどい疲労などを感じたときは、慢性疲労になっている可能性が大です。
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