大豆イソフラボンは、最近では、その女性ホルモン様作用が人気です。イソフラボンは大豆の胚芽部に一番多く含まれていて、化学構造が女性ホルモンのエストロゲンに非常に似ていて、穏やかな女性ホルモン作用があります。その理由もあって、大豆イソフラボンは、生理が始まる前にいろいろ体調がおかしくなる、月経前症候群や閉経前後の女性ホルモンの急激な減少でおこる更年期障害とか高コレステロール血症、動脈硬化、骨粗鬆症などにやくだちます。
特に大豆イソフラボンには、月経前症候群、更年期障害、骨粗鬆症の三つの病気の予防や改善に効果があるといわれていて、実のところ、欧米人に比べて日本人の方が月経前症候群や更年期障害が少ないようです。
また、カルシウムの摂取量が欧米人よりもはるかに少ないのに骨粗鬆症の合併症である、大腿骨頚部骨折が少ないのも、日本人は昔から大豆を多く、とって十分な量のイソフラボン体内にとりいれているからだといえます。
骨粗鬆症では、イソフラボンは骨からカルシウムが過剰に出すのを防ぎ、骨量を増やす働きがあります。
さらに、納豆に多いビタミンKは、骨の形成を促進し、また大豆タンパクは牛乳タンパクよりも尿中からの排泄が少ないこともわかっています。こうしたことも骨粗鬆症の予防に役立っていることは十分にかんがえられます。
多にもイソフラボンは、乳がんや前立腺がんなどを予防する作用であるとか、脂質の酸化を抑える働きもあることがわかってきました。
こうしたイソフラボンの効果を、発揮させるためにも、伝統的な和食、納豆、味噌汁、豆腐といったものを毎日採ることは、アンチエイジングのためにも大切になってきます。
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