抗加齢医学(アンチエイジング医学)って何?身体年齢は、取り組み次第でコントロールすることは、可能です。できるなら年はとりたくないというのは、万人の願いでしょう。しかし毎年、人は確実に年をとります。年齢には、時間の流れによって生じた物理学的加齢である実年齢と、現在の心身の状態をあらわす生物学的加齢である身体年齢の二つがあります。
暦上は同じ年であっても、身体年齢の違いによって、若々しかったり、老け込んでいたりするわけです。いろいろな老化因子が時間の歯車を早くまわすことによって、この身体年齢が、実年齢を上回ると考えられています。
ということは老化促進因子を取り除けば、病的変化の進行に歯止めがかけられるといえます。そこで注目されるようになったのが、アンチエイジングの医学的アプローチです。
日本では、65歳以上の高齢者が全人口に占める割合は現在の約20パーセントから、20年後には30パーセント以上にもなるだろうと予測されています。
政府が提唱するまでもなく、高齢者が心身ともに穏やかで豊かな老年期を過ごすためには、予防医療に重点を置かざるをえない状況になっています。
抗加齢医学はアメリカで始められた学問ですが、このような現状を背景にして2001年ごろから日本でも本格的な取り組みがはじまっています。そうした試みの一つが、未病をいち早く見つけ、その発症を防ぐサポートを行う抗加齢ドックです。
抗加齢ドックは予防医学になります。今のからだの状態から未病をいち早く見つけ出し、その発症を防ぐサポートを行う、抗加齢ドックは、究極の予防医学です。
アンチエイジングの第一歩は、自分の身体の現状を知ること 生物学的な老化はコントロールできますが、アンチエイジングに取り組むためには、自分の老化がどの程度すすんでいるのか、まずは現状を把握する必要があります。
しかし、人よりも白髪が多いといった外見上の変化やあるいは老眼鏡が手放せなくなったなどの日常生活に直結する身体的変化はともかく、からだの内側の老化度を自分で客観的に判断するというのは無理というものです。
その身体の内側の老化度を調べる検査を実施しているのが、全国に40箇所ほどある抗加齢ドックです。
抗加齢ドックでは、実際の年齢である実年齢と、生物学的年齢である身体年齢のあいだにどの程度ギャップがあるのか、さらに老化が今後どの程度のスピードで進行していくのかを、80項目に及ぶ検査を通して調べます。
未病をみつけるドックは究極の予防医学です。抗加齢ドックでは、医師や各専門家が検査データを解析して、精神面まで含めた老化度を総合的に判断して、健康を損なう可能性のある未来の病気、潜在的に進行している病気、すなわち未病を予測します。
単なる検査で終わらず、アンチエイジングを実行するために継続的な管理を生活全般において、徹底的におこなうことが、抗加齢ドックの大きな特徴です。
このドックをうけることによって、現在の自分の身体年齢が同年代の平均の中でどのあたりにあたるかが確認でき、さらに将来に備えて、自分の状態に合わせたオーダーメイドのサポートが受けられるというわけです。
現在の身体の状態から生活習慣病などの兆候をすばやくキャッチし、健康な身体にもどすための支援を行う抗加齢ドックは、優れた予防医学と言えます。
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