加齢黄斑変性は、加齢からくる目の黄斑部が変性していく目の老化です。遺伝的因子と環境因子が関係をしているようですが、発症の原因は、まだ解明されていません。白内障と異なって、年をとってもこの病気にかからない人もいます。最近、この病気になりやすい要因が少しずつ解明されてきています。
加齢黄斑変性は、欧米ではもともと多く見られ、日本人ではあまり見られない病気でした。欧米人は、光刺激に対する感受性が強く、光による刺激を受けると日本人よりも目が早くに老化するのではという説もあります。
日本でも最近増加をしていますが、その原因として食生活の欧米化、パソコンやテレビなどによって、長い時間、光刺激を受けたりすることなどが考えられています。
加齢黄斑変性の原因に遺伝的な体質があります。遺伝的な体質を持っている人がプラスして、加齢と共に環境のなかでさまざまな影響を受けることによって、病気が誘発されると考えられます。
遺伝的要因として、家族に加齢黄斑変性に罹った人がいる場合、なりやすい可能性が指摘されています。血縁者、特に両親など近親者に病気に罹っている人がいる場合は注意が必要です。
加齢黄斑変性を誘発する環境の危険因子として、喫煙、太陽光、食生活などがあげられています。
喫煙は、加齢黄斑変性だけでなく、呼吸器、循環器をはじめとして身体にさまざまな影響を及ぼします。ぜひ禁煙はしたいものです。
太陽光線の中の青い光によって、網膜色素上皮細胞が酸化されるために、加齢黄斑変性が誘発されると考えられています。
食生活は野菜や果物などを積極的摂る必要があります。栄養分の中で野菜に多く含まれる抗酸化ビタミンの摂取が少ないと、加齢黄斑変性がおこりやすいという報告もあります。
日頃の食べ物に、偏りがある場合には注意が必要です。特に、日本人も欧米並みに患者が増えてきたことの一つの要因として、食生活の欧米化などもあげられます。加齢黄斑変性には、生活習慣や環境要因が大きく関係をしています。
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