ベーチェット病
ベーチェット病は難病指定されている病気です。
ベーチェット病は原因不明で口の中,皮膚,目など全身に炎症をきたします。
今まで、炎症を繰り返して治るまでに長くかかることが多いやっかいな病気とされてきました。
ベーチェット病の原因は不明とされていますが、血液の中の白血球や血小板の機能が異常に亢進することが関係していることがわかってきました。
口内の症状では、アフタ性潰瘍といって口内炎を繰り返していきます。
皮膚は赤くなった湿疹のようなものが出たり,とびひのようなものが出やすいのが特徴となります。
目の方では、ぶどう膜炎といってひどい場合には失明する人もいます。
日本の男子成人で失明した人の多くはこの病気とされています。
その他の症状としては、陰部に潰瘍ができたり、関節炎,副睾丸炎や消化器の症状神経の症状出たりします。
検査としては血沈の値が高くなったり,血清CRP陽性、末梢白血球増加、血清IgD増量などが血液の検査で簡単にわかるので判断として役立ちます。
HLA-B51陽性という特殊な検査も参考にされることがあります。
最もこの病気に特徴的なのは採血や点滴、注射の針を刺したあとがとびひのようになる針反応という状態です。
日常生活では過労やストレス,季節の変わり目や寒冷時,月経前,抜歯や歯の治療一般などで症状の悪化に結びつくと思われることが経験されることがあると思います。
そのような場合にはこういう外的刺激は避けるようにしましょう。
急に身体を冷やしたり,過労を避けることです。ストレスは心の面だけではなく肉体的なストレスについても考慮する必要があります。
冬場や季節の変り目、寒冷前線通過時、また女性では月経開始前後を中心に過労を避け、保温を心がけ,食事については、特にこれは食べてはいけないというものはありません。
ただ口腔粘膜などにアフタ性潰瘍がたくさんにできているときにはカレーなど刺激物の摂取は控えたほうがいいですね。
それと、口の中はいつも清潔にするようにこころがけましょう。
いろいろな難病がありますが、それらは大概、身体の使い方の誤りだと思います。
西原克成さんの本などが参考になりますので読んでみてください。


