肺炎

誤嚥性肺炎とは

食べ物や唾液などが気管に入ってしまうことを誤嚥といいます。

高齢の方は、誤嚥によって肺炎になることがあります。

この肺炎を誤嚥性肺炎といいます。

 

この誤嚥性肺炎でも普通の肺炎と同じように、38度以上の高熱、激しい咳や痰などの症状があらわれます。

誤嚥性肺炎でもこうした症状があらわれないこともあるので、元気がないとか、食欲がないとこ、息切れをするなどの症状がないかを、周りの人が注意することが大切です。

息切れなどを頻繁に起こしている場合は、酸素不足をおこしている可能性があるので治療が必要になります。

 

誤嚥性肺炎の治療の時には、まず誤嚥性肺炎か、それ以外の肺炎かの見極めが大切になります。

通常見極めは、問診で行われます。

 

高齢者の場合は、普段の誤嚥の状態とか過去に脳梗塞を起こしたことがあるかなど、誤嚥性肺炎を起こす下地があるかどうかをきいた上で、誤嚥性肺炎かどうかの判断をされます。

 

誤飲性肺炎治療は、ペニシリン系とかカルパネム系など嫌気性の菌にも効果のある抗菌薬が使われます。

普通は、入院をして抗菌薬の点滴をおこないます。

入院期間は1週間から3週間ほど。

 

抗菌薬の副作用としては、吐き気、下痢、食欲不振などの消化器症状や発疹とか肝機能障害が起こることがあるので注意が必要です。

 

 


肺炎は病原菌によってもことなります。

肺炎とは細菌やウイルスなどによって、肺が炎症をおこした状態のことです。

その病原体の種類によって、肺炎の症状はわかれます。

 

ウイルス性の肺炎は、風邪をこじらさせてかかることが多く、かぜの症状がともないます。

熱が下がらず、せき、たん、胸痛がおこり、、呼吸困難な症状もでてきます。

 

細菌性の肺炎は、肺炎球菌によるものです。

高熱にともなって胸痛がおこり、膿のようなたんがでます。

肺炎球菌はさび色のたん、ブドウ球菌は緑黄色のたん、クレブシエラは多量の白っぽいたんです。

 

マイコプラズマ肺炎は、病原菌によっておこります。

百日ぜきのような激しいたんとせきが特徴です。

熱は微熱程度しかないですが、38度以上の高熱がでるときもあります。

 

その他の肺炎には、ペットから感染する、クラジミア肺炎、食べ物の誤飲などからおこる嚥下性肺炎があります。

 

どの肺炎も重症になってしまうと、全身の倦怠感、意識の障害、脱水症状などがでてきてしまいます。

 

 


間質性肺炎の症状は、息切れ、咳です。

間質性肺炎と肺炎の違いですが、空気の通り道である気管支は肺に入ると細かく枝分かれし、その末端は、肺胞と呼ばれる極めて薄い壁の袋になっています。

この肺胞では、酸素と二酸化炭素の受け渡しが行われています。

肺胞には空気が入る部分と、肺胞の壁にあたる空気が入らない部分があって、後者のことを間質といいます。

 

一般には肺炎というと空気の入る部分に炎症が起こっている状態をいって、一方の間質性肺炎は、肺胞の壁にあたる間質に炎症が起こっている状態をいいます。

 

間質性肺炎には、ウイルス感染によるもの、薬剤性のもの、そして膠原病の合併症として起こるものがありますが、その原因が不明なものが多く、原因がわからない場合を特発性間質性肺炎と呼んでいます。

特発性間質性肺炎にもいろんなタイプがあって、なかにはステロイド薬が効果を示すタイプがあることもわかってきたそうです。

 

特発性間質性肺炎のなかの特発性肺繊維症は、肺がエックス線写真で蜂の巣のような影をみせるのが特徴です。

 

間質性肺炎については現在のところ、特効薬がなく、治療法もまだ確立されていません。

症状が激しく病気の進行が明らかに速い場合は薬物療法が行われます。

 

間質性肺炎に対しては、一般的にはステロイド薬と免疫の抑制薬が用いられて、酸素が不足している場合は、酸素吸入が併用されます。

 

 


マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニアという病原体の感染によって、人から人にうつっていきます。

 

マイコプラズマ肺炎の特徴としては、頑固な咳が長期間にわたってつづきます。

 

肺炎全体に占めるマイコプラズマ肺炎の比率は、ここ数年、年々と高まっています。

マイコプラズマ肺炎の主な感染経路は,罹患者の咳で空気を介して感染します。

 

ですから家庭内や職場内で広く感染します。

 

マイコプラズマ肺炎は、一度感染した人であってもまた感染してしまうこともあり、マイコプラズマ肺炎に対する免疫については一生涯つづくというものではないようです。

 

マイコプラズマ肺炎の潜伏期間は通常、2〜3週間だといわれています。

 

マイコプラズマ肺炎の主な症状

激しい乾いた咳、発熱、全身倦怠感の三つが3大症状になります。

 

咳は多くの場合、痰がからまない乾いた感じの咳で、その状態が長期間続きます。。

 

マイコプラズマ肺炎が進行してしまってまれに肺の一部に空気が行かなくなり、その部分の肺の大きさが縮んでしまう無気肺の状態になることがあります。

 

この症状は特に,小児や若い成人に多くみられます。

 

もし、乾いた激しい咳が長引く場合は、マイコプラズマ肺炎を疑ってみましょう

 

 


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